Expert AX Level 1 Claude編 /  全4回研修第2回

精度を上げる、
精度を上げ続ける

仕様駆動開発とマルチモーダル / 継続改善サイクル

講師: 村田篤郎

受講のヒント

リアクション

✅  わかった / 進んで OK
❌  わからない / 詳しく説明して
✋(挙手)  質問あり

メモ・振り返り

講義・実習中に 気になったこと をメモ
例: 理解できたこと / 引っかかった箇所 / 試したいこと
Part 末で 3 分振り返り
Claude Code に要約
→ 共有場所へ投稿

Claude Code + ターミナル 2 つ

① Claude Code (claude 起動)
② 開発サーバ用 (npm run dev など)
③ コマンドを単発で打つ用
横に分割: ターミナル右上の Split ボタン
または ⌘+Shift+P →「Split Terminal」
上下に並べる: タブを上のエディタ枠へドラッグ
Zoom リアクション欄: ✅ ❌ 挙手 のアイコン位置

💡 リアクションの場所 :  Zoom 画面下部の リアクション ボタン (ハート / 顔アイコン) から ✅ / ❌ / 挙手 をクリック。下部メニューが見えない場合は Zoom ウィンドウ内をクリックすると表示される(左の画像クリックで拡大)

Part 3: 「とりあえず作って」が破綻する理由

01

講義 — 仕様駆動開発とマルチモーダル

02

実習 — マルチモーダルで仕様駆動開発を体験する

03

まとめ

Part 3 の ゴール

仕様駆動開発の一連の流れを体験し、
Plan を立ててから実装することの重要性を理解する

1

仕様駆動開発

コードを書く前に
実装計画を確定させる

2

マルチモーダル開発

画像を仕様として
AI に渡す

3

Plan → 実装 → 検証

Playwright MCP で
見た目を自動検証

Part 3 のスコープ

Part 3 のスコープ図

Part 3: 「とりあえず作って」が破綻する理由

01

講義 — 仕様駆動開発とマルチモーダル

02

実習 — マルチモーダルで仕様駆動開発を体験する

03

まとめ

実装計画なしで作り始めると 起きる問題

ある程度大きなタスクで設計を飛ばすと起きる典型的な問題

問題1

手戻りの連鎖

「思ってたのと違う」が
実装後に発覚する

問題2

トークンの浪費

試行錯誤のたびに
APIコストが積み上がる

速く作れる = 手戻りとコストが膨らむ からこそ、
「何を」「どう作るか」の定義 が結果を分ける

参考 — モデル使い分けで コスト最適化

タスクの重さでモデルを選ぶと、コストは 1/25 まで圧縮できる (MTok = 100 万トークン)

x0.04 倍 (最安)

Haiku 4.5

入力 $1 / 出力 $5 MTok
探索 / 軽量読み取り / 大量処理

x0.2 倍 (デフォルト)

Sonnet 4.6

入力 $3 / 出力 $15 MTok
通常の実装 / レビュー / テスト

x1 倍 (基準)

Opus 4.7

入力 $5 / 出力 $25 MTok
複雑設計 / Plan / 大規模理解

出典: Anthropic Pricing 公式 / 詳細な使い分け方針: arkatom/claude-plugins — subagent-policy.md

SDD(仕様駆動開発)とは

コードを書く前に、AI に実装計画を立てさせて確定する

01

仕様(What)

何を作るかを言語化する
仕様書や Issue など

02

実装計画(How)

技術設計とタスク分解を
AI に立てさせ人間がレビュー

03

実装(Do)

確定した計画に基づき
コードを書く

SDD は 開発の前提 になりつつある

仕様駆動開発を前提にしたツールが標準化されている

Kiro(AWS)

Spec-driven IDE

AWS が提供する仕様駆動の AI IDE。
EARS 記法で要件を構造化し、
仕様から実装まで一貫して管理

Spec Kit(GitHub)

オープンソース SDD ツール

GitHub が公開した SDD ツールキット。
PRD を起点に計画を自動生成

Claude Code では Plan モード計画段階 を担う

仕様 (Issue / PRD / 受け入れ条件) は組織側で別途作る

Plan モード — AI に 実装計画 を出させて 人間がレビュー

Plan モードで
要件を入力

AI が
実装計画を出力

人間が
レビュー・承認

承認後
自動で実装開始

AI の提案を鵜呑みにしない — Plan をレビューして修正指示を出す体験が核心

マルチモーダル開発 — 画像を仕様として扱う

テキストだけでは伝えきれないもの = デザイン

入力

画像を仕様として渡す

デザイン画像を Claude Code に
直接読み込ませる。
Figma MCP でも画像ファイルでも可

検証

Playwright MCP で自動検証

実装後のスクリーンショットを
自動撮影し、見た目が
画像通りか確認

今日の実習: リポジトリ内の見本画像を使う(Figma なしでも同じフローを体験できる)

Part 3: 「とりあえず作って」が破綻する理由

01

講義 — 仕様駆動開発とマルチモーダル

02

実習 — マルチモーダルで仕様駆動開発を体験する

03

まとめ

実習 — バイブコーディング vs SDD を比べる (目安 30 分)

お題 (= プロンプト)
タスク記録フォームの必須フィールドに「※必須」の赤文字を付与してください。サイズはラベルの半分くらいで。

Phase 1 バイブコーディング

  1. お題をそのまま Claude にコピペ
  2. ブラウザで結果を確認

Phase 2 SDD で作り直す

  1. 変更を戻す: !git restore .
  2. Plan モード切替 (Shift + Tab)
  3. お題 + Issue + 画像 (docs/plans/) を渡して実装計画立案
  4. 実装計画 をレビュー → 承認
  5. VS Code に開いたスクリーンショットで結果を確認

📂 Phase 2 ステップ 3 詳細: 下の 2 ファイルを VS Code エクスプローラーから Shift + ドラッグ で Claude 入力欄に投下 → お題プロンプトを続けて貼る

  • docs/plans/必須フィールドにバリデーション表示を追加.issue.md
  • docs/plans/必須デザイン期待値_デザイナーコメントあり.png

Part 3: 「とりあえず作って」が破綻する理由

01

講義 — 仕様駆動開発とマルチモーダル

02

実習 — マルチモーダルで仕様駆動開発を体験する

03

まとめ

Part 3 まとめ — SDD で何が変わるか

01

手戻りが減る

Plan の段階で問題を潰すから
「思ってたのと違う」がなくなる

02

AI が確実に
実装できる

計画が明確なら AI は迷わない
結果が予測可能になる

03

画像で
認識のズレを防ぐ

マルチモーダル入力で
デザインの意図を正確に伝える

Plan を確定させてから実装する — たったこれだけで手戻りとコストが劇的に減る

3分振り返りタイム (目安 3 分)

これまでの メモ・感想Claude Code に要約・まとめ させて記録する。

発見や気づきなどがあれば追記

Part 3

質疑応答

挙手 or チャットで
気軽にどうぞ

(10 分)

Part 3 で扱ったトピック

セクション内容
講義SDD(仕様駆動開発) / マルチモーダル開発 / Plan モード
実習バイブコーディング vs SDD で同じお題を 2 通り作って比較
まとめSDD で何が変わるか — 手戻り削減 / 実装精度 / 認識ズレ防止

休憩 ☕ 10 分

後半開始まで席を立って構いません

10:00

Expert AX Level 1 Claude編 /  全4回研修第2回 Part 4

部下を「育てる」
仕組みを作る

Claude Code を育てる PDCA

講師: 村田篤郎

受講のヒント

リアクション

✅  わかった / 進んで OK
❌  わからない / 詳しく説明して
✋(挙手)  質問あり

メモ・振り返り

講義・実習中に 気になったこと をメモ
例: 理解できたこと / 引っかかった箇所 / 試したいこと
Part 末で 3 分振り返り
Claude Code に要約
→ 共有場所へ投稿

Claude Code + ターミナル 2 つ

① Claude Code (claude 起動)
② 開発サーバ用 (npm run dev など)
③ コマンドを単発で打つ用
横に分割: ターミナル右上の Split ボタン
または ⌘+Shift+P →「Split Terminal」
上下に並べる: タブを上のエディタ枠へドラッグ
Zoom リアクション欄: ✅ ❌ 挙手 のアイコン位置

💡 リアクションの場所 :  Zoom 画面下部の リアクション ボタン (ハート / 顔アイコン) から ✅ / ❌ / 挙手 をクリック。下部メニューが見えない場合は Zoom ウィンドウ内をクリックすると表示される(左の画像クリックで拡大)

Part 4: 部下を「育てる」仕組みを作る

01

講義 — なぜ継続改善が必要か

02

講義 — 継続改善サイクルの設計

03

実習 — 振り返りと改善サイクルを体験

04

講義 — エコシステムの追いかけ方

05

まとめ

Part 4 の ゴール

Claude Code を 育て続ける仕組み を手に入れ、
改善サイクルを自分で回せるようになる

1

継続改善の必要性

設定は全て
改善し続けるもの

2

改善サイクルの体験

observe → evolve スキルで
改善提案を自動生成・適用

3

エコシステムの把握

公式情報の追いかけ方と
コミュニティリソース

Part 4 のスコープ

Part 4 のスコープ図

Part 4: 部下を「育てる」仕組みを作る

01

講義 — なぜ継続改善が必要か

02

講義 — 継続改善サイクルの設計

03

実習 — 振り返りと改善サイクルを体験

04

講義 — エコシステムの追いかけ方

05

まとめ

なぜ 継続改善 が必要か

育てる ことで使いやすくなり、
自分や自分の組織に 1 番適した形
設定とワークフローが 最適化されていく

/insights — 出力をどう使うか

セッション履歴を自動分析し、摩擦と改善提案をレポート化。
受け取った後の 育て方 がメイン

① 読む

摩擦と
改善提案を確認

② 判断

採用するもの/
しないものを選別

③ 反映

CLAUDE.md / Skills /
Hooks に落とす

分析 → 判断 → 反映 で 設定とワークフローが 育つ

/insights は Claude Code の 組み込みスラッシュコマンド

/insights の出力イメージ

過去約一ヶ月間のセッションを自動分析し、改善アクションまで提案するレポート

/insights の出力例

レポート全文を別タブで開く →

Part 4: 部下を「育てる」仕組みを作る

01

講義 — なぜ継続改善が必要か

02

講義 — 継続改善サイクルの設計

03

実習 — 振り返りと改善サイクルを体験

04

講義 — エコシステムの追いかけ方

05

まとめ

継続改善サイクル — Claude Code を 育てる仕組み

/observe スキル

セッションを振り返り
品質スコアリング
改善点を自動検出・提案

/evolve スキル

低リスクは自動適用
高リスクは人間が判断
効果を検証

低リスクは 自動適用、高リスクは あなた が判断する

この仕組みは OpenClaw(OSS)の継続改善フレームワークの思想を模倣

Part 4: 部下を「育てる」仕組みを作る

01

講義 — なぜ継続改善が必要か

02

講義 — 継続改善サイクルの設計

03

実習 — 振り返りと改善サイクルを体験

04

講義 — エコシステムの追いかけ方

05

まとめ

実習 — 振り返りと 改善サイクル を体験 (目安 20 分)

デモ用の振り返りデータと改善提案が事前に配置されています

/observe 実行

振り返りデータを分析
品質採点 + 改善提案を生成

提案を確認

3件の改善提案
採用すべきか判断

/evolve 実行

採否を決定
設定に反映

📄 手元で手順を開く: /training observe-evolve

実習 — 手順 (目安 20 分)

  1. /observe を実行 → デモ用の振り返りデータを分析し、改善提案を生成
  2. improvements.md に 3件の proposed を確認
  3. /evolve を実行 → 各提案の 採用・却下を判断
  4. 変更内容の差分を確認 → InsightLog に記録
3件の提案

① CLAUDE.md にコンポーネント配置ルール追記 / ② npm run dev 自動実行フック追加 / ③ ユーザー制約ヒアリング強化

判断のポイント: リスクに見合う効果があるか? / 過剰な自動化になっていないか?

Part 4: 部下を「育てる」仕組みを作る

01

講義 — なぜ継続改善が必要か

02

講義 — 継続改善サイクルの設計

03

実習 — 振り返りと改善サイクルを体験

04

講義 — エコシステムの追いかけ方

05

まとめ

Claude Code エコシステムの 追いかけ方

最重要 公式

常時チェック ✅

Claude Code Docs

機能 + 仕様の公式 docs

Changelog

リリースノート(週次)

@AnthropicAI

公式 X / 中の人 follow を辿る

日本語コミュニティ

事例 + 解説記事

Qiita

タグ claudecode の記事一覧

Zenn

Topic claudecode の記事一覧

note

エッセイ・導入記が多め

skill / plugin 配布元

1 つ試してみる

Plugin Marketplace

公式 install ルート

skills.sh

Vercel 運営 / SKILL.md オープン標準

aitmpl.com

skill / template 事例集

⚠️ コミュニティは身構える ファクトチェック / 情報商材注意 / skill・plugin はインストール前にセキュリティ監査

Part 4: 部下を「育てる」仕組みを作る

01

講義 — なぜ継続改善が必要か

02

講義 — 継続改善サイクルの設計

03

実習 — 振り返りと改善サイクルを体験

04

講義 — エコシステムの追いかけ方

05

まとめ

Part 4 まとめ — Claude Code を育てる

01

観察する

/insights
ワークフローの現状を可視化

02

改善を
回し続ける

observe → evolve の
サイクルで
Claude Code を育て続ける

03

人間が
判断を握る

自動化する範囲と
判断を残す範囲を切り分ける

観察 → 改善 → 判断のサイクルで — Claude Code は使うほど賢くなる

3分振り返りタイム (目安 3 分)

これまでの メモ・感想Claude Code に要約・まとめ させて記録する。

発見や気づきなどがあれば追記

Part 4

質疑応答

挙手 or チャットで
気軽にどうぞ

(10 分)

Part 4 で扱ったトピック

セクション内容
講義なぜ継続改善が必要か
講義継続改善サイクルの設計(observe / evolve)
実習/observe/evolve を実行して振り返り → 改善を体験
講義エコシステムの追いかけ方
01 / 38